kimono-zoo’s diary

着物を世界に!!定番に!!

奥深い京の懐

昨日は又々お誘い頂き、大徳寺の聚光院へ

千利休さんの菩提寺でもあり(お墓はお参り出来ませんってお達しがありましたが💦)

普段は国立博物館に展示されている襖絵や、

取り外しの出来るはめ込み式の壁に描かれた水墨画

(解説なかったら、気がつかなかったよ)

 

とか😽 

 

 

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三畳の茶室「閑隠席」

水屋を挟んで「枡床席」

方丈庭園「百積庭」等々

拝見して来ました。

 

 

 

 

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初めて解説付きの見学をさせてもらったので、

狩野永徳、松栄 親子の作品もじっくり堪能(共に国宝やて😽)
きちんと部屋の襖や壁に有ると、鳥のさえずりや呼応している姿
を感じられる。
博物館では平面的に展示されて、雰囲気が伝わり難いって
説明にも頷けるなぁ〜|( ̄3 ̄)|

作者が伝えたかった襖絵の意味やら、思い、

お茶室の無駄のないピンっとした緊張感も身がひき締まる感じ。

どんな人達がどんな思いで此処に集い、話し、お茶を立て

遣り取りしはったのか

妄想が膨らむ(笑)

 

 

 

 

しかも💦

 

450年前にも

同じ風が吹いたのか?

と思わせる様に

 

さわさわ〜って、お庭から葉っぱが重なり合い揺らぐ音まで

感じられて、とても良い時間が過ごせました。

 

 

年末のわさわさが吹き飛んだな(笑)

 

 

 

 

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 そうそう💕

去年の春に偶々気になっていた猿の🐒絵が

此処に有ったって💦

誘って貰って無かったら、きっと見逃してた(笑)

 

 

 

 

ありがたい

 

 

 

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「永徳」さんのお父ちゃん「松栄」さんの作やっって

このしょぼんとしてるのが、お父さんの「松栄」

お母さんに抱かれているのが、「永徳」で、

写って無いけどこの右上にも2匹お猿が居て、

白い方がお爺さんならしい😇

 

 

天才二人に挟まれてちょっと小さくなってる自分の姿描くなんて

粋な人やなぁ〜|( ̄3 ̄)|

優しいタッチもええやん😇

 

 

 

 

最後のお部屋に千住博さんの「滝」

構想から16年💦ど迫力の大作も展示されて居て

 

 

こんなに近くにこんな場所が有る京都って

やっぱ懐の深さ感じるよ

 

 

 

此処に似合う着物出来るとええなぁ😬

 

 

 

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中は全く撮影とか出来なかったので

雰囲気だけ(笑)

 

 

 

 

 

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これは

カッコええ松やと思って近寄ったら、

大徳寺の本堂前に有る「イブキ」でした。

何気に天然記念物やし💦

 

 

 

 

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帰りにはもうお月様💦

偶にはこんな過ごし方、ええよね

心が満たされた後は、近くのうどん屋さんで

お腹も満たしに行って来ました。

 

 

ぼちぼち日常に戻りつつ(笑)

 

 

特別公開は3月26 日まで💦

又々春にはいろんな所で公開始まるから、

混み出すに違いない(笑)