2回目の沖縄まとめ②
2月はあっという間に済んで
もう3月やなぁ〜|( ̄3 ̄)|気がつけば雛祭り🎎も終わり
先日は洋裁のお稽古(偶に寄せて頂いていて)で
こないだ行った沖縄の話になり、やはり皆さん布好きなので、
喜如嘉の芭蕉布の話になり、
先生方の年代でも憧れてはる布って聞いて
ホンマに残って欲しいモノやなぁ、って思った。
芭蕉を植える所から始まり、気の遠くなる程の工程を経て結び、染め、織られる布
その尊さと、強さと美しさにため息が出る
唯、キモノとして今気軽に着れるかどうか?
芭蕉布記念館でもイロイロな形に変えて展示されてました。
着る機会が少ないって言うのも事実で特に他の都道府県では、沖縄の織物が着れる時期も限られていて、
まして正直(笑)大変高価なものでもあり。
其れでも今の世に残って、一度は着物として袖を通してみたいし
ガラスケースの中で展示されるだけでは無く
誰かの目にとまり、気に入って使ってもらえたり
纏ってもらったり、
生活の中で生きて欲しい
どんな形?
着方?
様式?
何を変えずに、何処を変えても良いのか
変わらなくて良い所も
自分の仕事の中でも最大の課題
ずっと模索中(笑)
そういえば、此処で着物着てる人殆ど見無いし、
観光客の為の写真撮る用?舞踊の為?
この地の一般女性も他の地域同様ふるさとで育まれている布に
関心が無い方が多いらしいです。
沖縄行くならこの本あげるって
知り合いの木工作家さんに頂いた本(嬉しすぎ)
これもご縁が有るのだと勝手に思い込み、
未だ全部読めて無いけど、
興味と憧れは深まるばかり
時々ふと考えます。
経済と便利さと時の流れに飲み込まれつつ、本来の在るべき姿を探して、進化し続ける覚悟が大切なのだと。
多分、沖縄の事知れば知る程深みにはまり、ホントの姿なんて私の理解を超えて全部解るなんておこがましい事で、
それ以上に
ここの人や文化は力強く、逞しく、明るく刺激的。
今帰仁城でボランティアのオジイと一緒に唄った(思わずウルウルしてしもたやん)
島唄の歌詞にあるように
http://www.uta-net.com/song/2452/
何度も繰り返し寄せては引く波の様に、
訪れる困難、
悲しみを乗り越えて
愛の深さ、思いの深さを密かに身に刻んで
真っ直ぐな気持ちで布に向き合い
又この地に帰れる様に精進しよ👌